読書の備忘録

天然工房・林拓郎が何を読んだか、どうだったか、忘れないように記録します。
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渇いた夏/柴田哲孝
B級ハードボイルド小説を書かせたら天下一品の柴田さん。
自分の過去に事件があり、翳があり、色っぽく、モテて、強く、クールな男。
そんなやつが主人公です。作中、何人の女に惚れられてんだ!?
ほんとに、何の不安も心配もなく納得の安定感でサクサク読める。素敵です。

渇いた夏 (祥伝社文庫)渇いた夏 (祥伝社文庫)
(2010/07/23)
柴田 哲孝

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でも柴田さんのすごいところは、ノンフィクションを書かせても一級品だということ。

「下山事件 最後の証言」
戦後最大のミステリーとされる下山事件のノンフィクションとして書かれたこの本は、
読んでいると背筋が寒くなる。
事件直前の下山総裁の行動、錯綜する目撃情報、芋づる式に掘り起こされる利権と企業と政府、そしてGHQ。
不謹慎な言い方になるかもしれないけど、戦後のこの熱くドロドロした時代に生きてみたかったと思わせる一冊。
ノンフィクションとしての出来には賛否あるようですが、小説としても十分読めます。

※祥伝社文庫から出ていますが、アマゾンにイメージがなかったのでハードカバー版を載せておきます。

下山事件―最後の証言下山事件―最後の証言
(2005/07)
柴田 哲孝

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その他の柴田さんの著作は、

「TENGU」
26年前の捜査資料と、中央通信の道平(みちひら)記者は対面した。凄惨(せいさん)きわまりない他殺体の写真。そして、唯一の犯人の物証である体毛。当時はまだなかったDNA鑑定を行なうと意外な事実が……。1974年秋、群馬県の寒村を襲った連続殺人事件は、いったい何者の仕業(しわざ)だったのか? 70年代の世界情勢が絡む壮大なスケールで、圧倒的評価を得て大藪春彦賞に輝いた傑作。<アマゾンより>

とにかく最初の数ページを読んでみて。男ならワクワクして止まらなくなると思います。

TENGU (祥伝社文庫 し 8-4)TENGU (祥伝社文庫 し 8-4)
(2008/03/12)
柴田 哲孝

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「DANCER」
闇夜に遺伝子工学の研究所から姿を消した謎の生命体“ダンサー”。正体不明の男につきまとわれる美しき踊り子・志麻子。やがて彼女の周囲で猟奇的な連続殺人が起こる…。ベストセラー『TENGU』『KAPPA』で活躍したルポライター・有賀雄二郎が、現代の闇と対峙する著者渾身の長篇サイエンス・ミステリー。<アマゾンより>

DANCER ダンサー (文春文庫)DANCER ダンサー (文春文庫)
(2010/04/09)
柴田 哲孝

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とにかく、頭をからっぽにしてカッコいい男の活躍が見たかったら柴田さんの本を読むべし。
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