読書の備忘録

天然工房・林拓郎が何を読んだか、どうだったか、忘れないように記録します。
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夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
京都の貧乏大学生である「私」が、その後輩である「黒髪の乙女」とお近づきになろうとする、恋愛ファンタジー小説。

もうね、本当にね、黒髪の乙女が可愛すぎる。

電車の中で読んでいてニヤニヤしてしかたがなかった。
こんな女の子がいたらたまらんすよ!つーか、いないっすよこんな女の子!

理屈っぽくて度胸がなくて、できるだけ迂遠な方法で彼女とお近づきになろうとする「私」は、日々偶然を装って黒髪の乙女と出会う。すると必ず黒髪の乙女は「あ、先輩。奇遇ですねえ」と声をかけ、「私」は「ま、たまたま通りかかったものだから」と返す。
哲学の道で、古本市で、大学の構内で、「私」は少しずつ黒髪の乙女と近づいていく。

猫ラーメン、韋駄天コタツ、詭弁論部、パンツ総番長、像の尻、偏屈王、古本市の神様、ラ・タ・タ・タム、偽電気ブラン…虚実清濁入り混じり、混沌とした京都を舞台に、とてつもなく遠回りな恋愛をする男の話。

作中に登場する数々の名言も素敵。
「恥を知れ!しかるのち死ね!」
「地に足をつけずに生きることだ。そうすれば飛べる」
「諸君!異論はあるか。あればことごとく却下だ!」
「しかし、どっこい生きている」
「よろしいですか。女たるもの、のべつまくなし鉄拳をふるってはいけません。けれどもこの広い世の中、聖人君子などはほんの一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。であるから、ふるいたくない鉄拳を敢えてふるわなねばならぬ時もある。」

もう、お勧めです。最高にカワイイ小説です。
文庫版を買うと、巻末に羽海野チカのイラストも入っていてお得感満載。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
(2008/12/25)
森見 登美彦

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