読書の備忘録

天然工房・林拓郎が何を読んだか、どうだったか、忘れないように記録します。
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魍魎の匣/京極夏彦
今まで僕が読んだ本の中でも、衝撃度では1,2を争う一冊。
「姑獲鳥の夏」を読んだ時はそこまで衝撃なかったけど、これは…すごいよ。
本気で京極夏彦という人は頭がおかしいと思った。

あらすじ
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。

あらすじだけ読むとすごく陰惨で奇天烈な感じがしますが、大丈夫です。読むともっと奇天烈です(笑)
しかし拝み屋である京極堂が、その奇天烈な物語を一つ一つ解きほぐし、「この世には、不思議なことなど何もないのだよ」と言われると納得してしまうから不思議です。
悲惨な、悲しい事件が日々起こる今だからこそ、この中で京極堂が解明する「殺人の動機」というものの曖昧さ、意味を無理やりつけようとすることの無意味さは大切ではないかと。

分厚さに負けずにぜひ読んでもらいたいです。
ちなみに「姑獲鳥の夏」の続編になりますが、「姑獲鳥の夏」を読んでいなくても十分楽しめますよ。

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
(1999/09/14)
京極 夏彦

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