読書の備忘録

天然工房・林拓郎が何を読んだか、どうだったか、忘れないように記録します。
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マルドゥック・スクランブル/冲方 丁(うぶかた とう)
「天地明察」で本屋大賞を獲った冲方丁のSF作品。
早川文庫から3部作で出ていいます。

あらすじ
なぜ、私なの?―賭博師シェルの奸計により、少女娼婦バロットの叫びは爆炎のなかに消えた。瀕死の彼女を救ったのは、委任事件担当官にしてネズミ型万能兵器のウフコックだった。高度な電子干渉能力を得て蘇生したバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵方の担当官ボイルドが立ち塞がる。それは、かつてウフコックを濫用し、殺戮のかぎりを尽くした男だった…

正直、1巻目の途中まではちょっといまいちなんです。主人公の少女バロットを狙って敵が襲ってくるんですが、その敵が魅力的じゃない。人体収集家達で結構グロい描写があるんですが、グロくても魅力的に描けていればいいけどそうじゃない。なんかこの小説に出てくるその敵キャラは使い捨てというか、作家の愛が感じられませんでした。…が。
2巻目からとたんに面白くなります。
少女バロットは自分の過去にケリをつけるため、賭博師シェルの経営するカジノに乗り込んでいきます。
ここからカジノが長い長い。3巻の終わり間際までカジノの話が続くのですが、これが面白い。
冲方さん、本当はカジノの本書きたいんじゃないの?って言いたくなるくらい熱のこもった描写です。

SFとか科学とか好きなら是非お勧めします。

「マルドゥック・スクランブル」の過去を描いた「マルドゥック・ヴェロシティ」というのも同じく3巻で出ていますが、これは読まないかな…続編なら読みたいけど、過去はちょっと…

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/10/08)
冲方 丁

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