読書の備忘録

天然工房・林拓郎が何を読んだか、どうだったか、忘れないように記録します。
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エヴァ・ライカーの記憶/ドナルド・A. スタンウッド
父ちゃんに薦められた本。

タイタニック沈没の裏で行なわれた犯罪に関するサスペンス(ミステリー?ハードボイルド?)
分類できない作品です。

とにかく驚いたのが、半分過ぎくらいからもう解決編が始まるのです!
普通のミステリーだと解決編なんて全体の5分の1くらい(もっと少ない?)じゃないでしょうか。
物語前半はハードボイルド小説を思わせる、探偵役である作家のノーマン・ホールが足を使った聞き込み調査を行ない、事故に巻き込まれたりしながら真相にたどり着く。
物語中盤で関係者を一同に集めて秘密の解明を始める様は本格ミステリーです。

そして解決編の中身は詳細なタイタニックの沈没シーン描写。これがすごい。
僕はタイタニックの映画を見ていないけど、それでもゆっくりと時間をかけて沈没していく様子が克明に描かれ、ドキュメンタリーとしての魅力もあります。

そして最後にどんでん返しがあり解決に向かう、というあらゆる小説の良いとこ取りをしたような一冊。
それでも全く陳腐にならないのがすごい。

エヴァ・ライカーの記憶 (創元推理文庫)エヴァ・ライカーの記憶 (創元推理文庫)
(2008/08)
ドナルド・A. スタンウッド

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